MIS AS-5120 Driver Tool (for DOS, Win95/98, WinNT) ver 2.10 (mio 2.10) 山下システムズ 株式会社 2001年 5月23日 Tel 03-5700-2121 Fax 03-5700-0076 HomePage http://www.misnet.co.jp MIS AS-5120 Driver Tool (for DOS, Win95/98, WinNT) は 山下システムズのAS-5120 汎用デジタル入出力カード用のドライバーツールです。このツールを使用しAS-5120をDOSやWin95/98,WinNTから制御するアプリケーションを開発することができます。 ドライバーツールが提供する機能により単純なI/Oポートの入出力するだけでなく、ハードウェア割り込みを用いたイベント処理も可能です。ドライバーインターフェースはDOS,Win95/98,WinNTともに共通のスペックで設計され、シンプルで強力なインターフェースとなっています。 Win95用は95/OSR2/98をサポートします。 DOS用ドライバー Win95用ドライバー WinNT用ドライバー DOS/Win95/WinNT共用アプリケーション開発環境 ドライバー [DOS] 常駐型ドライバー as5120.exe ドライバー [Win95] 32bit DLL / 32bit VxD ドライバー AS-5120 32bit DLLドライバー as5120.dll MIS I/O インターフェース DLL mioif.dll AS-5120 VxD ハードウェアコントロールドライバー as5120.vxd MIS I/O 共通 VxD ドライバー mvcomd.vxd ドライバー [WinNT] 32bit DLL / 32bit Kernel ドライバー AS-5120 32bit DLLドライバー as5120.dll MIS I/O インターフェース DLL mioif.dll AS-5120 Kernelハードウェアコントロールドライバー as5120.sys MIS I/O 共通 Kernelドライバー mncomd.sys 利用可能開発環境 コンパイルできる環境 C言語環境/Visual Basic環境 Borland C++ 3.0/4.5/5.0 Visulal C++ 1.0/4.0/5.0 Visual Basic 4.0/5.0 Watcom C/C++ 11.0 Symantec C++ 7.2で確認 利用方法 C ドライバーアクセスライブラリーヘッダー as5120.h インクルード Visaul Basic mioif.bas を埋め込み   パッケージ  MIS AS-5120 Driver Tool Ver 2.10 (mio ver 2.10) ドライバーセットアップディスク インストール方法 セットアップディスクをFDにマウントINSTALL.BATを実行 A:\>INSTALL インストール先 デフォルト C:\mioDev 変更する場合INSTALLバッチのパラメータにディレクトリーを指定します。 A:\>INSTALL directory 複数カードでの開発環境共用 MIS I/Oカードドライバーは開発環境の共有が可能です。新しいツールをインストールする際、すでにインストールされているMIS I/Oカードドライバー開発環境のバージョン(mio ver X.XX)をチェックしてバージョンが同じでリビジョンを更新する場合に新しいカードの開発環境がオーバーライトされます。 ● バージョン履歴 ver 2.00 DOS/Win95/WinNTドライバーツール (初版) ver 2.10 バージョンフィックスに伴なう改版 +--------------------+ | FDファイル構成 | +--------------------+ \ README.TXT はじめに INSTALL.BAT インストール用バッチファイル +- DOC オンラインドキュメント MANUAL.TXT ドライバーツールマニュアル (TXTファイル) +- DOS DOS用ドライバーおよびサンプル AS5120.EXE AS-5120 DOSドライバー TST5120.EXE AS-5120 動作チェックプログラム (Borland C++ 3.0でビルド) +- SAMPLE サンプルプログラム環境 TST5120.C 動作チェックプログラムソースファイル +- BC Boarland C++ 用ビルド環境 (BC++3.0/4.5で確認) +- MSC MSC / Visual C++ 用ビルド環境 (VC++1.0で確認) +- WIN95 Win95用ドライバー AS5120.DLL AS-5120 Win95 DLLドライバー AS5120.VXD AS-5120 Win95 VxDドライバー MVCOMD.VXD MIS I/O 共通 Win95 VxDドライバー +- WINNT WinNT用ドライバー AS5120.DLL AS-5120 WinNT DLLドライバー AS5120.SYS AS-5120 WinNT Kernelドライバー MNCOMD.SYS MIS I/O 共通 WinNT Kernelドライバー +- WIN95NT Win95、WinNT用共通ドライバーおよびサンプル MIOIF.DLL MIS I/O インターフェース DLL TST5120.EXE AS-5120 動作チェックプログラム SAMPLE.EXE AS-5120 サンプルアクセスプログラム (Borland C++ 4.5でビルド) VBSAMPLE.EXE VisualBasic版 AS-5130 サンプルプログラム (Visual Basic 4.0でビルド) +- SAMPLE サンプルプログラム環境 TST5120.C 動作チェックプログラムソースファイル (DOS版と同じ) SAMPLE AS-5120サンプルアクセスプログラムソースファイル SAMPLE.C SAMPLE.H SAMPLE.RC VBSAMPLE VB版サンプルアクセスプログラム (VisualBasic4.0用) VBSAMPLE.VBP VisualBasic4.0用プロジェクトファイル VBSAMPLE.FRM VisualBasic4.0用プログラムソースファイル +- H 開発用インクルードファイル AS5120.H AS5120用ルートインクルードファイル   MIOIF.BAS MIOIF.DLLアクセスVisualBasicモジュール その他 *.H 各種ヘッダーインクルード +- BIN インストール用ツール インストール時のみ使用 +----------------------+ | インストール先構成 | +----------------------+ C:\mioDev +- H       開発用インクルードファイル +- AS5120 +- DOC      オンラインドキュメント +- DOS      DOS用ドライバーおよびサンプル +- WIN95NT    Win95/NT共通サンプル +----------------------+ | インストール動作例 | +----------------------+ A:\>install *********************************************** * MIS AS-5120 96ch DIO Card * * I/O Driver Tool for DOS/Win95/WinNT * * Installer * * Yamashita Systems Corp. * *********************************************** OS is [Win95] *1 ======= Install Driver Tool ======= Driver Tool Directory is [C:\mioDev] *2 Install Driver Tool Ok ? [Y/N/Q] y *3 Copy Driver Tool Files ... Copy End. Install Driver Tool End. ======= Install Win95 Drivers ======= *4 Windows Directory is [C:\WINDOWS] Install Windows Drivers Ok ? [Y/N/Q] y Install Drivers End. *1 DOS/Win95/WinNT の三種類を判断した結果が表示されます。Win98/OSR2はWin95となります。 *2 ツールのインストール先は installバッチを呼ぶ時に指定して変えることが可能です。 install d:\mydir *3 Yes/No/Quitを y n q で指定します。Noの場合はスキップ動作、Quitの場合は終了動作を指定することになります。 *4 DOSの場合は Driverのインストールフェーズがありません。 * すでに他のカードの開発環境がインストールされている場合は注意を則す表示がされます。 +----------------------+ | サンプルプログラム | +----------------------+ AS-5120 動作チェックプログラム tst5120.exe AS-5120 カードとドライバーの動作をあわせて確認するチェックプログラムです。OKとならない場合はI/Oアドレスの設定、割り込みの設定を再度確認してください。 DOS用 as5120\dos\tst5120.exe Win95/WinNT用 as5120\win95nt\tst5120.exe < Win95での動作例 > MMX/200 マシン上 C:\MIODEV\WIN95NT>tst5120 AS5120 Self Test (Card:1) Start Enter Port Addr (Hex) : 180 Enter IRQ No (Dec) : 5 Open Driver .. Success Initialize Time Measuring .. Success Locate Card .. Success Port/IRQ Resource .. Port:0x0180h-0x018dh Irq:5 Port Access Test DIO Unit 1 [Out] Unit 2 [In] Dio Unit Port Out Time 3 usec - 389 usec *1 Dio Unit Port In Time 3 usec - 392 usec *2 DIO Unit 2 [Out] Unit 3 [In] Dio Unit Port Out Time 3 usec - 122 usec Dio Unit Port In Time 3 usec - 60 usec DIO Unit 3 [Out] Unit 1 [In] Dio Unit Port Out Time 3 usec - 18 usec Dio Unit Port In Time 3 usec - 394 usec Success Interrupt Test Waitting Interrupt use interrupt handler Interrupt Response 19 usec - 384 usec *3 Success Close Driver .. Success AS5120 Self Test OK *1 ポート出力関数の実行時間の min/maxです。 *2 ポート入力関数の実行時間の min/maxです。 *3 ハードウェア割り込みのレスポンス時間の min-max です。 OSの介入(割り込み、タスクスイッチ)により実行時間が長くなります。最大値がその時間を含んでいることをふまえ実際のシステムを設計してください。 (注)指定IRQ NoがISAバスに割り付けられていることが必要です。システム起動時のBIOS設定画面でISAバスに割り付けてください。 例) AS-3240 の場合 PNP/PCI CONFIGURATION IRQ-5 assinged to :Legacy ISA <---- IRQ 5 をISAで利用可能にします。 AS-5120 サンプルアクセスプログラム sample.exe VB版サンプルアクセスプログラム vbsample.exe AS-5120 カードのポートアクセスを行うサンプルプログラムです。 使用手順 1) カードnoとI/Oポートを指定してドライバー/カードをオープンします。 [ Select / Card ] 2) ポートの入出力をしてします。 [ Port / Setting ] 3) ポートの入力ダイアログ/出力ダイアログを開きデータ入出力をします。 [ Port / In ] [ Port / Out ] (注) Pollingラジオボタンは周期入力をするボタンです。ボタンをOnにした後ポート入力が周期的になされ表示も入力のつど更新されます。