MIS AS-5270 Driver Tool (for DOS, Win95/98, WinNT) ver 2.10 山下システムズ 株式会社 2001年 5月23日 Tel 03-5700-2121 Fax 03-5700-0076 HomePage http://www.misnet.co.jp MIS AS-5270 Driver Tool (for DOS, Win95/98, WinNT) は 山下システムズのAS-5270 80ch PCIバス絶縁型デジタル出力カード用のドライバーツールです。このツールを使用しAS-5270をDOSやWin95/98,WinNTから制御するアプリケーションを開発することができます。 ドライバーツールが提供する機能により単純な I/Oポートを読み書きするだけでなく、周期サイクルでデータ取り込みを行ったり、割り込みをイベントとして受けることで複雑なコントロールを行えます。ドライバーインターフェースはDOS,Win95/98,WinNTともに共通のスペックで設計され、シンプルで強力なインターフェースとなっています。 Win95用は95/OSR2/98をサポートします。 DOS用ドライバー Win95用ドライバー WinNT用ドライバー DOS/Win95/WinNT共用アプリケーション開発環境 ドライバー [DOS] 常駐型ドライバー as5270.exe ドライバー [Win95] 32bit DLL / 32bit VxD ドライバー AS-5270 32bit DLLドライバー as5270.dll MIS I/O インターフェース DLL mioif.dll AS-5270 VxD ハードウェアコントロールドライバー as5270.vxd MIS I/O 共通 VxD ドライバー mvcomd.vxd ドライバー [WinNT] 32bit DLL / 32bit Kernel ドライバー AS-5260 32bit DLLドライバー as5260.dll MIS I/O インターフェース DLL mioif.dll AS-5260 Kernelハードウェアコントロールドライバー as5260.sys MIS I/O 共通 Kernelドライバー mvcomd.vxd 利用可能開発環境 コンパイルできる環境 C言語環境/Visual Basic環境 Borland C++ 3.0/4.5/5.0 Visulal C++ 1.0/4.0/5.0 Visual Basic 4.0/5.0 Watcom C/C++ 11.0 Symantec C++ 7.2 利用方法 C ドライバーアクセスライブラリーヘッダー as5270.h インクルード Visaul Basic mioif.bas を埋め込み   パッケージ  MIS AS-5270 Driver Tool Ver 2.10 (mio ver 2.10) インストール方法 ライバーツールディスケットをFDにマウントINSTALL.BATを実行 A:\>INSTALL インストール先 デフォルト C:\mioDev 変更する場合INSTALLバッチのパラメータにディレクトリーを指定します。 A:\>INSTALL directory 複数カードでの開発環境共用 MIS I/Oカードドライバーは開発環境の共有が可能です。新しいツールをインストールする際、すでにインストールされているMIS I/Oカードドライバー開発環境のバージョン(mio ver X.XX)をチェックし、バージョンが同じ場合に新しいカードの開発環境が追加されれます。 Windows95/98 DOSプロンプト AS-5270カードの割り込みが他のカードとシェアーしている場合にDOSプログラムで割り込みを扱うとシステムがハングする場合があります。DOSプログラムで割り込みを使用する場合、DOS環境でテスト、利用するようにしてください。 ● バージョン履歴 ver 1.00 DOS/Win95用ドライバーツール ver 2.00 DOS/Win95/WinNTドライバーツール インストール先を C:\MIOTOOL から C:\MIODEV に変更 WinNTに対応させるために大幅に変更を加える ver 2.01 他のカードとの開発環境の共有時のインストール方法の改良 ver 2.10 バージョンフィックスに伴なう改版 +--------------------+ | FDファイル構成 | +--------------------+ \ README.TXT はじめに INSTALL.BAT インストール用バッチファイル +- DOC オンラインドキュメント MANUAL.TXT マニュアル (TXTファイル) +- TOOL ユーティリティー サイズの関係でTOOL.LZHに圧縮されています。 PCIINT.EXE 割り込み設定プログラム (DOS) *1 PCIUTL.EXE PCIチェックプログラム (DOS) *1 MISPROBE.EXE MISカードチェックプログラム (Win95/NT) +- DOS DOS用ドライバーおよびサンプル AS5270.EXE AS-5270 DOSドライバー TST5270.EXE AS-5270 動作チェックプログラム (Borland C++ 3.0でビルド) +- SAMPLE サンプルプログラム環境 TST5270.C 動作チェックプログラムソースファイル +- BC Boarland C++ 用ビルド環境 (BC++3.0/4.5で確認) +- MSC MSC / Visual C++ 用ビルド環境 (VC++1.0で確認) +- WIN95 Win95用ドライバー AS5270.DLL AS-5270 Win95 DLLドライバー AS5270.VXD AS-5270 Win95 VxDドライバー MVCOMD.VXD MIS I/O 共通 Win95 VxDドライバー +- WINNT WinNT用ドライバー AS5270.DLL AS-5270 WinNT DLLドライバー AS5270.SYS AS-5270 WinNT Kernelドライバー MNCOMD.SYS MIS I/O 共通 WinNT Kernelドライバー +- WIN95NT Win95、WinNT用共通ドライバーおよびサンプル MIOIF.DLL MIS I/O インターフェース DLL TST5270.EXE AS-5270 動作チェックプログラム (Borland C++ 4.5でビルド) SAMPLE.EXE AS-5270 サンプルアクセスプログラム (Borland C++ 4.5でビルド) VBSAMPLE.EXE VisualBasic版 AS-5270 サンプルプログラム (Visual Basic 4.0でビルド) +- SAMPLE サンプルプログラム環境 TST5270.C 動作チェックプログラムソースファイル (DOS版と同じ) SAMPLE AS-5270サンプルアクセスプログラムソースファイル SAMPLE.C SAMPLE.H SAMPLE.RC VBSAMPLE VB版サンプルアクセスプログラム (VisualBasic4.0用) VBSAMPLE.VBP VisualBasic4.0用プロジェクトファイル VBSAMPLE.FRM VisualBasic4.0用プログラムソースファイル +- H 開発用インクルードファイル AS5270.H AS5270用ルートインクルードファイル   MIOIF.BAS MIOIF.DLLアクセスVisualBasicモジュール その他 *.H 各種ヘッダーインクルード +- BIN インストール用ツール インストール時のみ使用 *1 Win95のDOSプロンプトで使用可能 +----------------------+ | インストール先構成 | +----------------------+ C:\mioDev +- H       開発用インクルードファイル +- TOOL     ユーティリティー +- AS5270 +- DOC      オンラインドキュメント +- DOS      DOS用ドライバーおよびサンプル +- WIN95NT    Win95/NT共通ドライバーおよびサンプル +----------------------+ | インストール動作例 | +----------------------+ A:\>install *********************************************** * MIS AS-5270 PCI 80ch DO Card * * I/O Driver Tool for DOS/Win95/WinNT * * Installer * *********************************************** OS is [Win95] *1 ======= Install Driver Tool ======= Driver Tool Directory is [C:\mioDev] *2 Install Driver Tool Ok ? [Y/N/Q] y *3 ... Install Driver Tool End. ======= Install Win95 Drivers ======= *4 Windows Directory is [C:\WINDOWS] Install Windows Drivers Ok ? [Y/N/Q] y ... Install Drivers End. *1 DOS/Win95/WinNT の三種類を判断した結果が表示されます。Win98/OSR2はWin95となります。 *2 ツールのインストール先は installバッチを呼ぶ時に指定して変えることが可能です。 install d:\mydir *3 Yes/No/Quitを y n q で指定します。Noの場合はスキップ動作、Quitの場合は終了動作を指定することになります。 *4 DOSの場合は Driverのインストールフェーズがありません。 * すでに他のカードの開発環境がインストールされている場合は注意を則す表示がされます。 +----------------------+ | サンプルプログラム | +----------------------+ AS-5270 動作チェックプログラム tst5270.exe AS-5270 カードとドライバーの動作をあわせて確認するチェックプログラムです。 ジャンパー設定 カードNoをP8で設定しておきます。 例) ジャンパー P8 1 8 カードNo = 1 2 7 3 6 4*5 < Win95での動作例 > K6-300 マシン上 C:\MIODEV\WIN95NT>tst5270 AS5270 Self Test (Card:1) Start Open Driver .. Success Initialize Time Measuring .. Success Locate Card .. Success Port/IRQ Resource .. Port:0xb800h-0xb81fh Irq:3 Port Access Test DIO Unit 1 [Out] Dio Unit Port Out Time 3 usec - 426 usec *1 DIO Unit 2 [Out] Dio Unit Port Out Time 3 usec - 177 usec Success Timer Interrupt Test Waitting Interrupt use mLintWaitTrigger() Timer Delay Set 2000 usec Timer Interrupt Response with Delay 2076 usec - 2431 usec Interrupt Response 76 usec - 431 usec *2 Success Close Driver .. Success *1 ポート出力関数の実行時間の min/maxです。 *2 ハードウェア割り込みのレスポンス時間の min-max です。 OSの介入(割り込み、タスクスイッチ)により実行時間が長くなります。最大値がその時間を含んでいることをふまえ実際のシステムを設計してください。 P8で設定されているカードNoが違う場合はtst5270のパラメータで指定 してください。 tst5270 3 カードNo = 3 AS-5270 サンプルアクセスプログラム sample.exe VB版サンプルアクセスプログラム vbsample.exe AS-5270 カードのポートアクセスを行うサンプルプログラムです。 使用手順 1) カードnoとI/Oポートを指定してドライバー/カードをオープンします。 [ Select / Card ] 2) ポートの入出力をしてします。 [ Port / Setting ] 3) ポートの入力ダイアログ/出力ダイアログを開きデータ入出力をします。 [ Port / In ] [ Port / Out ] (注) Pollingラジオボタンは周期入力をするボタンです。ボタンをOnにした後 ポート入力が周期的になされ表示も入力のつど更新されます。