MIS DIOLIB-WIN95 1998-7-15     山下システムズ株式会社                             TEL 03-5700-2121 FAX 03-5700-0076 MIS のASシリーズのデジタルI/Oカード(AS-5110/5210/5220/5230)をWindows95から利用するためのツールとしてDIOライブラリーを用意しました。ライブラリー自身は32bitDLLと実現しており、ユーザアプリケーションからは通常のDLLと同様に利用することが可能となっています。また、内部では割り込みやハードウェアをアクセスする部分をVertualDeviceDriver (VxD)として実現しているため、I/Oポートのアクセス、タイマーの利用や外部割り込みとの同期が可能となっています。 利用方法の詳細については添付の利用説明書を参考にしてくださるようお願いいたします。 サンプルプログラムを添付していますが、プログラムの作成にはBorland C++ 4/5Visual C++ 4/5 が使用可能です。 また、インターフェースモジュールを組み込むことでVisual Basic 4/5でも本ライブラリーを使用することが可能です。  尚、この中に含まれるソフトウェアーは当社製品での動作は確認済みですが、動作に対する保証は致しかねます。 このことをご了承の上でプログラムを利用してくださるようお願いいたします。 1.ファイル一欄 添付ディスクのファイル一覧です。 ディレクトリー \   readme.txt 本ファイル manual.txt 利用説明書 (TXTファイル) manual.pdf 利用説明書 (PDFファイル) install.bat ファイルインストールプログラム dio95.h c言語用ヘッダーファイル dio95.bas VisualBasic用インターフェースモジュール dio95.lib Borland C++ 用 インポートライブラリー (dio95.dll) dio95vc.lib Visual C++ 用 インポートライブラリー (dio95.dll) dio95.dll DIOライブラリー DLL mvdiod.vxd ポートアクセス/トリガー管理 VxD mvslib.vxd システム機能アクセス VxD sample1.exe サンプル1 実行ファイル (BC4.5でビルド) sample2.exe サンプル2 実行ファイル (BC4.5でビルド) sample3.exe サンプル3 実行ファイル (BC4.5でビルド) ディレクトリー \sample サンプル1 タイマー0ポートの周期読み込み sample1.c サンプル1 ソースファイル sample1.h サンプル1 ヘッダーファイル sample1.rc サンプル1 リソースファイル サンプル2 プリンターポーサイクリックデータ出力 sample2.c サンプル2 ソースファイル sample2.h サンプル2 ヘッダーファイル sample2.rc サンプル2 リソースファイル サンプル3 AS-5110テストプログラム sample3.c サンプル3 ソースファイル sample3.h サンプル3 ヘッダーファイル sample3.rc サンプル3 リソースファイル makefile サンプル makefile (Borland C++ コマンドライン用) 2.ファイルのインストール はじめにドライバーとサンプルプログラムをインストールします。 1) 添付フロッピーディスクをA:ドライブにセットします。 2) MS-DOSプロンプトを開きます。 3) インストールを行います。 C:\>a:[Enter] フロッピーディスクにカレントディレクトリーを移動 A:\>install c:\sample[Enter] ディレクトリーを指定してインストール 注) インストールの際、VXDファイル、DLLファイルはWin95のシステムディレクトリーにコピーされます。 3.サンプルプログラム作成方法 ・ Borland C++ コマンドライン環境の場合 1) コンパイラー環境の確認 Borland C++ のツールが使えることを確認します。 (コマンドラインから呼び出し確認します。) bcc32 32ビットコンパイラー brc32 32ビットリソースコンパイラー tlink32 32ビット環境リンカー make Makeツール 2) サンプルプログラムの作成 makeツールを用いてサンプルプログラムを作成します。 A:\>c:[Enter] C:\>cd sample[Enter] サンプル用ディレクトリーに移動 C:\>make[Enter] ・ Borland C++ / Visual C++ 統合開発環境の場合 1) プロジェクトを作成します。 2) プロジェクトにソースファイルを追加します。 (例 sample1 -- sample1.c sample1.rc) 3) インポートライブラリー dio95.lib (BC++) dio95vc.lib (VC++)をリンクライブラリーとして追加します。 4) ターゲットプログラムを作成します。 4. その他 Visual Basic 4/5 でDIOライブラリーを利用する場合、dio95.dll呼び出すためのインターフェースモジュール(dio95.bas)を用意しています。このモジュールファイルをプロジェクトに追加してDIOライブラリーを呼び出せるようにします。 +-----------------+ +-----------+ +-----------+ +------------+ | VB User Program | => | dio95.bas | => | dio95.dll | => | mvdiod.vxd | +-----------------+ +-----------+ +-----------+ | mvslib.vxd | +------------+