温度センサーアクセス サンプルプログラム AS-3340/3250/3350/3510 (for DOS/Win95/98/NT) ver 1.01 山下システムズ 株式会社 2001年 5月24日 Tel 03-5700-2121 Fax 03-5700-0076 HomePage http://www.misnet.co.jp 山下システムズの Cerelon/PentiumeIII SBCカード AS-3340/3250/3510にはCPUの温度とCPU周辺のボードの温度測定ハードウェアを搭載しています。DOS/Win95/98/NTのアプリケーション中で温度測定が可能なようにサンプルプログラムを用意しました。本サンプルについては特定の条件での使用はテストしていますが完全な動作保証はいたしかねます。利用者の責任でご利用ください。 < 概要 > 特徴■AS-3340/3250/3510に搭載されている温度測定センサー(MAX1617)から基板温度、CPU温度を取り込むプログラムをDOS/Win95/98/NTで作成できます。 コンポーネント■ MIS I/O Library for Win95/98/NT (1.11)Win95/98/NTの環境で動作させるためには、あらかじめターゲットにインストールしておく必要があります。プログラム作成に必要なヘッダーについてはパッケージに含まれます。 利用可能開発環境■アクセスライブラリーヘッダーをインクルードしてコンパイルできる C言語環境で利用できます。動作確認は Borland C 4/5 で行っています。 利用方法■ライブラリーヘッダー smbus.hをインクルードMIS I/O Libraryで提供される mPci.h mPort.h が必要となります。 < インストール方法 > ファイルを適当なディレクトリーに解凍します。自己解凍ファイルとなっています。 tmpts101.exe 解凍後ディレクトリー temptst mio_h\*.h MIOヘッダー (miolib 1.11に含まれるものと同じ) readme.txt README smbus.h SMBUSアクセス用ヘッダー piix4.h Intel PIIX4 チップ用SMBUSアクセスヘッダー smbus.c SMBUSアクセス用プログラム piix4.c Intel PIIX4 チップ用SMBUSアクセスヘッダー temptst.c 温度測定サンプルプログラム temptst.exe 温度測定プログラム (DOS) tmptst32.exe 温度測定プログラム (95/98/NT) mk32.bat Win32(95/98/NT)用32bitプログラム作成コマンド(BCC32用) mkdos.bat DOS用プログラム作成コマンド(BCC用) Win95/98/NTの場合は MIS I/O Library for Win95/98/NT (1.11)をあらかじめインストールします。 -> インストール方法 付属ドキュメントを参照してください。 < 準備 > mk32.bat/mkdos.batをコンパイラー環境にあわせて修正します。 < プログラム作成 > DOSサンプルを作成する場合 mkdos[Enter] Win95/98/NTサンプルを作成する場合 mk32[Enter] < 温度測定プログラム temptst.exe (DOS) tmptst32.exe (95/98/NT) > ボード/CPUの温度を読み出し表示するコンソールプログラムです。 温度に変化があった場合に変化を表示します。 < プログラムの応用 > temptst.cの中から温度センサーアクセス部分を切り出して実際のユーザープログラムに埋め込んでください。 温度センサー使用開始 int temp_sensor_init( void ) 使用前に一回だけ呼び出します。  リターン 0: 正常 <>0: 異常 温度センサー使用終了 void temp_sensor_end( void ) 使用後終了時に一回だけ呼び出します。 温度センサー読み出し int temp_sensor_read( int *board_temp, *cpu_temp ) board_temp : ボード温度 (℃) cpu_temp : CPU温度 (℃)  リターン 0: 正常 <>0: 異常 (注) 読み出しに最低で数msecの時間がかかります。Win95/NTの場合他のプロセスとの関係で時間が伸びる可能性があります。