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Apollo LakeとElkhart Lakeの比較

弊社でメインに使用しているCPU=Apollo Lakeと 次世代での使用を検討しているCPU=Elkhart Lakeについて 勉強会を実施しました。両者を比較した表をご紹介致します。

Elkhart Lakeは2019年10月に発表されたAtom系第7世代”Tremont”アーキテクチャで設計されています。Atomブランドは Apollo Lake以降は低消費電力のIoTやデータセンター向けに開発しているそうです。
プロセスは14㎚から10㎚になり、グラフィックは第11世代ということで CometLakeと同じグラフィックですね。Atom系にも高性能なグラフィックス搭載。最大3画面で4K/60pも接続OK。メモリーはDDR4およびLPDDR4の両方をサポート。そして 2.5GbEが3ポート内蔵!!PCleも 3.0でスピードアップしてます。PSEというリアルタイム、ARMベースのアプリケーションもサポート。

■低消費電力で 高性能なコンピューティングとグラフィックスが期待できるため、以下のような事例が想定されます。
・産業用ロボットなどの機能安全要件が必要なリアルタイム制御システム
・複数のセンサーからの入力を同期し 交通機関の運行制御管理システム
・低消費電力による 医療用ディスプレイ、カート、キオスク端末
・高解像度グラフィックスを備えたPOS

■Intel社ホームページより 各項目の向上度合いをご紹介
IoT向けのパフォーマンスと機能の向上
・前世代比でシングルスレッド・パフォーマンスが最大 1.7 倍向上。
・前世代比でマルチスレッド・パフォーマンスが最大 1.5 倍向上。
・前世代比でグラフィックスで最大 2 倍のパフォーマンス向上。
・統合された機能安全性とリアルタイムコンピューティング。
・アウトオブバンドおよびインバンドのリモート管理

だいぶ性能がアップして アプリケーションも多様化できそうです。
早めに仕様を纏めて お客様に提案してきたいと思います。

                                     (掲載日:21年10月1日)

追記>
弊社としての ElkhartLake搭載製品の開発内容を決定 リリースします。
https://www.misnet.co.jp/support/column/Elkhartlake_SBC.html
         
         

弊社開発Elkhart Lake搭載製品はこちら                  

AS-3610  

AS-3610G

Intel Atom Processor x6000シリーズ搭載 3.5inch SBC

 2022年リリース
      • Gb×2
      • 6COM
      • D I/O
      • M.2

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