弊社製品に搭載可能なM.2 SSDの温度状態を確認しました。
昨今の電子部品は高密度化・高速化の影響で熱対策は欠かせません。弊社製品としても熱対策を施しておりますが
搭載される部品によって 弊社製品への影響も考えられます。
今回は3種類のM.2 SSDについて 最も発熱が大きいコントローラー部の温度について確認しました。
評価対象SSD1)S社製 64GB
2)I社製 128GB
3)A社製 64GB
動作環境M/B:Intel Atom E3950搭載 カスタムボード
OS:Windows 10 Enterprise 2019 LTSC
メモリ:innodisk M3ST-8GMS DBPC-P(PC3L-12800 8GB)
テストプログラム:BurnIn Pro v5.4
撮影機材FLIR製 FLIR ONE Pro
動作確認内容テストプログラム BurnIn Pro v5.4にて CPU,Graphics,DISKにストレステストを実行し
テスト開始から5分後の状態を FLIR ONE Proで撮影し 状態を確認しました。
1)S社製 64GB
S.M.A.R.T情報の温度;無
2)I社製 128GB
S.M.A.R.T情報の温度;37℃
3)A社製 64GB
S.M.A.R.T.情報の温度;77℃
4)一覧
メーカー
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コントローラー部分の温度
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S社
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61.0℃
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I社
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69.4℃
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A社
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77.1℃
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5)まとめコントローラーの違いで発熱が大きく異なりました。S.M.A.R.T.情報だけでは無く 実際の検証も
必要だということが分かりました。
デバイスの選定は 価格だけでなく、実際の動作や温度の確認をお願い申し上げます。
今回確認したデバイス詳細情報が必要な方 お問合せ下さい。
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