
「2026年6月にWindows11が起動障害を起こす」といううわさが流れています。本当でしょうか???
結論としては 「Widnows Updateで常に更新を実施していれば問題なく乗り越えられる。」
ここから、説明致します。
SecureBoot と証明書
現在のPCではSecureBootという機構でWindows11を起動しています。OSサイドで正しいSecureBootで起動したことを確認するために、SecureBoot上に持っている証明書(BIOS領域に書き込まれている)を確認します。2026年6月を乗り越えるためには以下の証明書が必要になります。
「Windows UEFI CA 2023」
PCメーカーのDELL社では、以下の確認方法を知らせるページを用意しています。
https://www.dell.com/support/kbdoc/ja-jp/000385747/セキュア-ブート証明書を確認する方法
WidnowsのPowerShellを管理者権限で起動し、以下のコマンドを実行することで、 'Windows UEFI CA 2023'がサポートされているかどうか確認できます。
([System.Text.Encoding]::ASCII.GetString((Get-SecureBootUEFI db).bytes) -match 'Windows UEFI CA 2023')
Trueと返す場合はサポート済みであり、Falseの場合はサポートされていないことを示します。
2023年以降のPCであれば新しい証明書がBIOSに組み込まれている可能性があります。古いPCの場合は、そもそも最新のSecureBoot証明書が組み込まれていない可能性があります。実際、筆者が使用している2015年製造のDELL E7250では4/19の時点でFalseとなりました。
ちなみに証明書のバージョンが「CA 2023」の前が「CA 2011」であり、その証明書の有効期間が2026年6月に終了することが、今回の騒動の発端です。
新しい証明書「Windows UEFI CA 2023」に更新するための方法は2つ存在します。
1)PC上のBIOSを最新のものに更新する。
2023年以降のBIOSに更新し、中に組み込まれている証明書を更新する。
この場合、PCのメーカーが最新のBIOSを提供している必要があります。
2023年以前製造のPCの場合、そもそも更新対象外となり、この方法が取れません。
2)Windows Updateにより「Windows UEFI CA2023」に更新される。
筆者が使用しているDell E7250では 2026年4月19日から5月19日までの間でなされたWindows Updateで無事 「Windows UEFI CA2023」に更新されました。
ですのでWindows Updateによる更新を定期的に実施していれば更新されます。
●注意点 Windows Updateをオフにしている場合
2023年以前に製造されたPCを使用していて、Windows Updateをオフにしていると証明書の更新がされず、問題が残ります。
どのようになるかかは不明確ですが「Windows11が起動しなくなる」という最悪のケースが考えられます。
Windows Updateを自動で実施し、Windows 11のメンテナンスを常時行っていればこの問題が回避されており、大多数の人は気が付かないまま過ごすかもしれません。
Windows Updateを何らかの理由でオフにしていた場合は、きちんとオンにして更新を実施し、最新のWindowsの状態にしておきましょう。
OKZ(掲載日 2026年5月21日)
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